第27回大会
ご挨拶
- 大会テーマ
- 「輝く未来の子どもたちのために みんなが資源 みんなで支援」
日本学校心理学会第27回大阪大会は、2025年12月27日(土)~28日(日)の2日間、大阪城の天守閣を望む追手門学院大手前中・高等学校を会場に開催いたします。また、基調講演・受賞講演・特別講演・教育講演およびポスター発表はすべて対面で行い、会員の皆様が出会い、対話される機会を大切にしたいと考えています。
さて、第27回大阪大会のテーマは、「輝く未来の子どもたちのために みんなが資源 みんなで支援」といたしました。いじめの増加と深刻化、不登校の増加と長期化、低年齢における暴力行為の増加、児童生徒の自殺者数の増加など、こどもたちの「心の危機」が深刻化している中で、2022年12月に改訂された「生徒指導提要」では、「生徒指導は、児童生徒一人一人の個性の発見とよさや可能性の伸長と社会的資質・能力の発達を支えると同時に、自己の幸福追求と社会に受け入れられる自己実現を支えることを目的とする」ことが明示されました。こどもたちがこれからの輝く未来をたくましく生き抜く力を獲得していくことができるように、こどもの支援に携わるすべての人々が、これまでの経験を通して得た知恵や配慮・工夫を提供し合い、お互いに学び合い・支え合いながら、みんなが資源となってみんなで支援していくことがますます重要になっていると思います。
第27回大阪大会では、このようなテーマのもとに大会プログラムを構成しました。まず、基調講演には団士郎先生(家族心理臨床家・漫画家)をお迎えして、「『木陰の物語』の物語」と題したご講演をいただきます。本学会理事長の石隈利紀先生(東京成徳大学)には特別講演として「学校心理学事典に込めた思い」を語っていただき、その後に編集幹事を務められた山口豊一先生、田村節子先生、西山久子先生、家近早苗先生、水野治久先生とのクロストークが行われます。石隈利紀学校心理学貢献賞受賞講演は、半田一郎先生(守谷カウンセリングリソースサポート)に「スクールカウンセラーは、本当のところ何をしているのか?」という演題でご講演いただきます。教育講演は、小泉令三先生(福岡教育大学名誉教授)による「非認知能力を育てる-社会性と情動の学習(SEL)の実践と効果」、瀧野揚三先生(大阪教育大学)による「学校危機への対応」(仮)、土屋裕睦先生(大阪体育大学)による「ティーチングとコーチングそしてカウンセリング:スポーツ心理学の視点から」の3講演を予定しています。
大阪大会の会場となる追手門学院大手前中・高等学校は、1888年(明治21年)4月に大阪城の三の丸跡に創設された「大阪偕行社附属小学校」に始まる「追手門学院小学校」に隣接し、大阪メトロおよび京阪電車の天満橋駅から徒歩5分という交通アクセスのよいところにあります。年末の大阪の風情などをお楽しみいただきながらぜひご参加くださいますように、実行委員一同、心からお待ち申し上げております。
日本学校心理学会第26回東京大会 実行委員長 三川俊樹
1 主催 後援
- 主催
- 一般社団法人日本学校心理学会
- 後援
- 文部科学省,一般社団法人学校心理士認定運営機構・日本学校心理士会,一般社団法人日本スクールカウンセリング推進協議会,一般社団法人日本公認心理師協会,一般社団法人公認心理師の会,公益社団法人日本教育会,一般社団法人日本心理学諸学会連合大阪府教育委員会,大阪市教育委員会 (申請予定)
2 期日
2025年12月27日(土)10時~2025年12月28日(日)
*大会はすべてのプログラムについて対面で実施します。
3 会場
追手門学院大手前中・高等学校
〒540-0008 大阪市中央区大手前1-3-20
4 プログラム(予定)
(1)基調講演(学校心理士資格更新Aポイント申請予定)
「『木陰の物語』の物語」
団 士郎 先生(家族心理臨床家・漫画家)
(2)石隈利紀学校心理学貢献賞受賞講演
「スクールカウンセラーは、本当のところ何をしているのか?」
半田一郎 先生(守谷カウンセリングリソースサポート)
(3)特別講演(学校心理士資格更新Aポイント申請予定)
「学校心理学事典に込めた思い(仮)」
石隈利紀 先生(東京成徳大学教授)
編集幹事とのクロストーク(山口豊一 先生・田村節子 先生・西山久子 先生・家近早苗 先生・水野治久 先生)
(4)教育講演(学校心理士資格更新Aポイント申請予定)
- ①
- 「非認知能力を育てるー社会性と情動の学習(SEL)の実践と効果―」
小泉令三 先生(福岡教育大学名誉教授) - ②
- 「学校危機への対応(仮)」
瀧野揚三 先生(大阪教育大学) - ③
- 「ティーチングとコーチングそしてカウンセリング:スポーツ心理学の視点から」
土屋裕睦 先生(大阪体育大学)
(5)ポスター発表
2025年12月27日(土)15:00~17:00
(6)日程
第1日目 12月27日(土) | 第2日目 12月28日(日) | |||
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9:30~受付開始 |
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10:00 10:30 |
受付開始 開会式(授賞式・表彰式) |
特別講演(石隈利紀 先生) 編集幹事とのクロストーク (山口豊一 先生・田村節子 先生・西山久子 先生・家近早苗 先生・水野治久 先生) (10:00~12:00) |
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11:00 12:00 |
石隈利紀賞受賞講演(半田一郎 先生) (11:00~12:00) |
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12:00 | 休憩 | 休憩 | ||
13:00 15:00 |
大会基調講演(団士郎先生) (13:00~15:00) |
教育講演1 (13:00~15:00) (小泉令三 先生) |
教育講演2 (13:00~15:00) (瀧野揚三 先生) |
教育講演3 (13:00~15:00) (土屋裕睦 先生) |
15:00 17:00 |
ポスター発表 (15:00~17:00) |
|||
18:00 | 懇親会 |
5 今後の日程
大会参加・ポスター発表申込開始・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8月20日(水)ポスター発表申込・抄録原稿締め切り・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9月22日(月)
ポスター発表審査結果通知・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10月20日(月)
大会参加申込・参加費振込締め切り・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11月5日(水)
プログラム公開・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12月上旬(大会HPで行う)
- ※
- ポスター発表は事前審査があり,認められた方のみ発表が可能となります。ポスター発表の発表申込段階で,題目・発表者の提出,抄録原稿,大会参加申込,入金が必要です。
発表申込の詳細については,大会ホームページに掲載する予定です。
6 学校心理士資格更新ポイント,日本公認心理師協会テーマ別研修単位(予定)について
基調講演と教育講演,特別講演において,学校心理士資格更新A1ポイントが取得できます。講演受講後に受講証を配付します。また,一般社団法人日本公認心理師協会専門認定制度のテーマ別研修単位(2単位)についても申請を予定しております。
7 今後の大会参加および発表申込の手続きについて
会員向けメールで,大会ホームページの開設・更新をご案内しますので,ご確認ください。
第27回大阪大会HP 近日公開予定
8 大会参加費
大会参加申込は,8月20日(水)から11月5日(水)までに,オンライン上で大会参加手続きを済ませ,下記の申込金を支払われた時点で完了します。支払いはクレジットカードおよび銀行振り込みに限り領収書が発行されます。
会員 (含学校心理士・准学校心理士) |
非会員 | |
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一般 | 7,000円 | 10,000円 |
大学院生 | 4,000円 | 5,000円 |
学部学生 | 500円 | 1,000円 |
懇親会費 | 7,000円 | 7,000円 |
日本学校心理学会第27回東京大会実行委員会
- 委員長
- 三川俊樹(追手門学院大学)
- 事務局長
- 菅家靖史(追手門学院大手前中・高等学校)
- 委員
- 水野治久(大阪教育大学),家近早苗(東京福祉大学),阿津坂理沙(大阪府立和泉高等学校),寺西祐介(大阪府立東淀川高等学校),安田加弥(大阪市教育委員会)