第10回大会

第10回大会のお知らせ

大会テーマ
学校を変える子どもたち
ひとりの支援が、みんなの支援

社会の変動が激しいなか、子どもが苦戦しています。不登校、いじめ、発達障害などで苦戦する子どものニーズに対応しながら、学校が変わっていきます。苦戦している子どもへの対応を通して、学校はすべての子どもに柔軟になってきています。苦戦する子どもは、学校を変える子どもたちと言えます。

子どもの苦戦を支える教育活動には、生徒指導・教育相談、キャリア教育、学校保健、学習援助などがあります。学校心理学は、これらの教育活動を重ねる「のりしろ」であり、子どもへの援助を統合し発展させる「のびしろ」です。全国の会員が、日々の工夫と試みをもちより、学校心理学を基盤として、心理教育的援助サービスの力を高めたいと思います。

日本学校心理学会の第10回大会を,2008年11月23日(日)と24日(月・祝日)に、埼玉会館を会場としてて実施することになりました。今回は、講演、ポスター発表、実践発表、ワークショップを行います。たくさんの方のご参加をお待ちしています。

日本学校心理学会理事長 石隈利紀