第17回大会

多様な援助ニーズに応える学校心理学

 2015年7月18日(土)・19日(日)に,大阪教育大学天王寺キャンパス(大阪市)において日本学校心理学会第17回大会が開催されます。大阪大会は10年ぶりとなります。大阪の地で,少しずつではありますが学校心理学会の会員も増加しております。
今大会のテーマは,「多様な援助ニーズに応える学校心理学」です。グローバル化が声高に叫ばれており,学校においても国際的な学力指標での議論が続いております。こうした中で,多様な価値観を尊重しながらどのように子どもを支えていくのかは教育関係者にとりましても大きなテーマとなりました。不登校の児童・生徒も, 学習や人間関係の問題から家庭や価値観の多様化など様々な背景に配慮しなければなりません。これからの教育はこうした多様な援助ニーズに応えていく必要があります。
今回の大会では,学校心理学会のアットホームな雰囲気を継承し,リラックスして自由な意見交換ができる場を設けたいと思います。学会は,皆様の実践の発表の場であると同時に,意見交換の場であり,会員が繋がる場です。自由に意見交換できる仕掛けをつくりたいと思います。
会場の大阪教育大学天王寺キャンパスは,大阪のターミナル駅天王寺駅から徒歩圏内です。付近には,あべのハルカスビル,新世界,四天王寺など様々なスポットがございます。焼き肉や韓国料理で有名な鶴橋もすぐ近くです。ぜひ,この機会に大阪をご堪能下さい。

日本学校心理学会第17回大会実行委員長水野治久

大会概要

大会テーマ   「多様な援助ニーズに応える学校心理学」
主催   日本学校心理学会
後援 大阪府教育委員会・大阪市教育委員会・堺市教育委員会へ申請予定です。
期日 2015年7月18日(土曜日)・19日(日曜日)
会場 大阪教育大学天王寺キャンパス
〒543-0054大阪市天王寺区南河堀町4-88

・JR天王寺駅,地下鉄天王寺駅,徒歩約8分
・近鉄大阪阿部野橋駅下車,徒歩約10分
・JR寺田町駅下車,徒歩約4分

日程

2015年7月18日(土)
9:30~9:50 開会式
10:00~12:00  リレー講演
子どもの多様な援助ニーズ
石隈利紀先生
石塚謙二先生
 
  昼食  
13:30~15:30 実行委員会シンポジウム
チーム援助
 
14:00~16:00 自主シンポジウム1
15:00~16:45 ポスター発表1
17:30~19:00 学会バル
ビアパーティ
2015年7月19日(日)
9:00~10:00 総会
10:00~12:00  基調講演
竹内和雄先生
スマートフォン,インターネットによる
「いじめ」を考える
 
  昼食  
13:00~14:45 ポスター発表1 13:00~15:00  自主シンポジウム2
15:10~17:00 ラウンドセッション多様な援助ニーズを考える
① 面前DV の被害の子どもを支援する
  藤木美奈子先生
② 学級作りと学校心理学
  金大竜先生
③ 多様化する不登校児童生徒
  伊藤美奈子先生
※プログラムは変更になることがあります。

内容

大阪大会プログラム 〔6月30日更新〕

(1) 基調講演(学校心理士資格更新Aのポイント申請予定)
講師
竹内和雄先生(兵庫県立大学准教授)
演題
スマートフォンやネット上での「いじめ」を考える(仮題)
内容
竹内和雄先生は,スマートフォンやインターネット上でのいじめについて近年多くの媒体を通して積極的に発言されておられます。様々な現場に介入しながら,実践的な研究をされています。欧州のいじめについても大変お詳しい先生です。
講演資料はこちら(pptx:1.6MB)
※暗証コードは 研修会場でのみ お知らせしています。
(2) 総会
今後の学会運営を決定する大切な会です。会則に基づき、各種表彰も行う予定です。
(3) リレー講演(学校心理士資格更新Aのポイント申請予定)
講師
石隈利紀先生(日本学校心理学会理事長・筑波大学副学長)
石塚謙二先生(大阪府豊能町教育長・元文部科学省特別支援教育調査官)
演題(仮題)
「子どもの多様な援助ニーズを考える」
内容
子どもの多様な援助ニーズにどのように応えるのかについて,学校心理学・特別支援教育の視点からお二人の先生にご講演いただきます。
(4) ラウンドセッション(学校心理士資格更新Bのポイント申請予定)
「面前DVの被害の子どもを支援する」
藤木美奈子先生 (NPO法人関西WANA代表関西大学大学院講師)
「学級作りと学校心理学」
金大竜先生(大阪市公立小学校教諭)
「多様化する不登校児童生徒」
伊藤美奈子先生(奈良女子大学大学院教授)
(5) 実行委員会企画シンポジウム(学校心理士資格更新Bのポイント申請予定)
テーマ:「多様な子どもを援助する仕組み-チーム援助を考える-」
登壇者は調整中
趣旨:学校心理学のチーム援助がどのように子どもの多様な援助ニーズに貢献するか.このテーマで研究している会員によるシンポジウムを行います。
(6) 学会バル(ビアパーティ)
 会場近くのホテルを予定しております。立食パーティーを予定しております。会場の関係で先着90名様までですので,お早目にお申し込みください。
(7) ポスター発表
 学校心理学に関する調査研究や実践研究等,広く募集しております。
発表資格は,日本学校心理学会の会員で,会費を納入しており「ポスター発表の申し込み」に関する所定の手続きを行った方,です。
連名発表者は非会員も可能ですが,大会参加費の納入が必要です。
執筆に際しては,個人情報や倫理上の問題への配慮をお願いいたします。
(8) 自主シンポジウム
 発表資格は,日本学校心理学会の会員で平成26年度の会費を納入しており「自主シンポジウムの申し込み」に関する所定の手続きを行った方です。企画者,司会者,パネラー,指定討論者のいずれかに正規会員がいれば申し込みが可能ですが,関係者全員の大会参加費の納入が必要です。なお自主シンポジウム企画費は1万円です。

学校心理士資格更新のポイントについて

基調講演,リレー講演,ラウンドセッション,実行委員会シンポジウムにおいて更新ポイントの申請の予定です。

ポスター発表について

 申し込みは、2015年5月10日(日)までに、ホームページから行ってください。
 事前審査を行い、審査後に結果をご連絡します。発表が決定した方は6月20日(土)までに大会参加申し込み、大会参加費の入金、及び抄録集掲載用の原稿のご提出をお願いします。
現在非会員の方でポスター発表を希望される場合は、入会手続きのための審査がありますので、4月30日までに入会申込書を会員窓口までお送り下さい。

ポスター発表用抄録集原稿フォーマットはコチラから取得ください。

自主シンポジウムについて

 申し込みは、2015年5月10日(日)までに、ホームページから行ってください。
 事前審査を行い、審査後に結果をご連絡します。発表が決定した方は6月20日(土)まで大会参加申し込み、大会参加費の入金、及び抄録集掲載用の原稿のご提出をお願いします。
 また企画費として1万円必要ですのでご注意ください。申し込み多数の場合,お断りすることがあります。予めご了承ください。

自主シンポジウム用抄録集原稿フォーマットはコチラから取得ください。

大会参加及び発表申し込みに関するお問い合わせについて

 詳しい申し込み方法は,ホームページをご覧ください。お問い合わせについて、連絡先が異なりますので、ご注意ください。

■学会の内容、発表内容など大阪大会についての問い合わせ
 水野治久(実行委員長) hmizuno@cc.osaka-kyoiku.ac.jp
 家近早苗(事務局長) iechika@cc.osaka-kyoiku.ac.jp

■発表・参加申込システム、参加費についてのお問い合わせ
 日本学校心理学会第17回大会 ヘルプデスク
 e-mail:jsp-desk@kokusaibunken.jp
 http://schoolpsychology.jp/taikai/index.html

大会発表希望者(ポスター・シンポジウム)及び参加費及び懇親会費について


【予約申し込み:5月10日(日)締め切りです。なお,大会参加費振り込み期限も5月10日(日)となります。
ポスター発表,自主シンポジウムの参加者は5月10日(日)まで「参加・発表申し込み」をお願いします。
会員
6,000円
学校心理士有資格者
6,000円
非会員の一般参加者
7,000円
大学院生 会員
4,000円
大学院生 非会員
4,500円
学部学生(会員・非会員ともに)
2,000円
自主シンポジウム企画費
10,000円
【当日申し込み:6月30日(火)以降は当日申し込み扱いとなります】
一般参加者
会員 6,500円 非会員 7,000円
大学院生
会員 4,500円 非会員 5,000円
学部学生(会員・非会員ともに)
2,000円
【懇親会費】

予約申し込み 3,000円
当日申し込み 4,000円【6月30日(火)以降は当日申し込み扱いとなります】
※懇親会のみの参加はできません。

※共催(予定)の日本学校心理士会会員の方は,日本学校心理学会会員に準じ会員扱いとします。申し込み時に,学校心理士登録番号が必要になります。

今後の日程

○ポスター発表・自主シンポジウム申し込み締め切り・・・・・・5月10日(日)
○大会予約申し込み・大会参加費振り込み締め切り・・・・・・・5月10日(日)
○ポスター発表・自主シンポジウム審査結果通知・・・・・・・・6月10日(水)
○ポスター発表・自主シンポジウム抄録集原稿提出締め切り・・・6月20日(土)

日本学校心理学会第17回大阪大会実行委員

委員長 水野 治久 (大阪教育大学教授)
副委員長 瀧野揚三 (大阪教育大学教授・日本学校心理士会大阪支部副支部長)
事務局長 家近 早苗 (大阪教育大学教授)
実行委員 林 龍平 (大阪教育大学教授・日本学校心理士会大阪支部支部長)
  井坂 行男 (大阪教育大学教授)
  太田 仁 (梅花女子大学教授)
  四辻 伸吾 (大阪教育大学附属平野小学校主幹教諭)
  池谷 航介 (大阪教育大学特任准教授)
  林 照子 (甲南女子大学准教授)
  木村 真人 (大阪国際大学嘱託講師)
  平井 美幸 (大阪教育大学専任講師)
  古角 好美 (大阪女子短大准教授)
  能瀬 喜代美 (枚方市立五常小学校教頭)
  柿 慶子 (東大阪市教育委員会指導主事)

※今回の御案内の中の所属,職名につきましては,平成26年度の情報を基にしております。尚,今後の詳しい情報につきましては,学会ホームページに順次アップしていく予定ですので,ご確認ください。
http://schoolpsychology.jp/

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「2015年日本学校心理学会大阪大会」でご覧ください。今後,学会 情報に加えて,会場(大阪・あべの・天王寺)周辺のスポットも紹介していきます!

申し込み方法

 現在、大会参加の予約申し込みの受付を行っております。申し込み受付ボタンをクリックしていただき、「日本学校心理学会第17回大会」のポータルサイトより手続きを行って下さい。
 ポータルサイトにログインしていただいた後、大会参加の登録画面表示ボタンを押して、必要事項をご登録ください。
 尚、今回は、郵便振替とコンビニ決済のいずれかをお選びいただけます。入金方法により締切日が異なりますので、ご注意ください。

申し込み受付

※6月30日まで事前参加申込を延長しました。